【歴代最高傑作⁉】コナンの最新映画の感想をまとめてみた

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こんにちは!きょっきょです。

今回は映画の紹介をしようと思います。

私がこの記事で紹介する映画は『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』です。

ファンの間でも1番の名作だと言われているほど出来が良いようで、ようやく見に行くことが出来たのでその感想を書いていきたいと思います。

控えめに言っても最高でしたので、まだ見ていない方は是非劇場まで足を運んでください。

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』とは

© 2022 青山剛昌/名探偵コナン制作委員会
劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』
ついに明かされる、“キッドの真実”ー刀に秘した“真実”が、いま月下へと導かれる!4月12日(金)公開!

名探偵コナン』シリーズの劇場版25作目にあたる作品です。

今回の作品は佐藤刑事と高木刑事の結婚式がテーマであり、その裏では安室さんの警察学校の同期のエピソードが大きく関わってくる展開で、原作の人物の関係性や流れを追えているとより深く楽しめる内容になっています。

私的には今までで1番面白かったと思っています。

その理由をまとめていきますが、これから見る予定のある方はネタバレの内容が含まれていますのでご注意ください

歴代で1番の名作だと思う理由

歴代で1番名作だと思う理由は以下の3点です。

  • 違和感を感じる点がなかった
  • 登場した全てのキャラクターの見せ場があった
  • ファンが分かるような小ネタが散りばめられていた

順番に解説していきます。

  • 違和感を感じる点がなかった

今までの映画では面白かったけどトリックが雑だったり、伏線があからさまだったりすると見終わったあとに手放しでほめることができないと感じることがありました。

(明らかにヒントになるようなことを少年探偵団のメンバーが呟くなど)

しかし、今作ではそういったシーンが無かったです。そして、犯人の特徴となる伏線のシーンも印象には残っているが、犯人には繋がらなかったようにさり気なく、ちょっと引っかかるような表現がされていて最後にスッキリするような展開になっていました。

違和感はあるがそれが敢えて違和感となるように表現していて、最後には伏線として回収しており、無駄なシーンが無いと感じました。

  • 登場した全てのキャラクターの見せ場があった

今までの映画ではメインのキャラクターのコナンぐらいしか活躍しないような展開が多いと感じていました。

しかし、今作では小五郎のおっちゃん安室さん、警察学校の同期メンバー、コナン少年探偵団警察メンバー、そして映画で登場した組織(ナーダ・ウニチトージティ)や村中努など全員がしっかりと見せ場が用意されていました。

小五郎が退場するために犯人による爆弾に巻き込まれた灰原を庇うために車に轢かれたりし、いつもなら都合のいい展開に持っていっているなと感じてしまう場面も必然性がある見せ場になっており感動しました。

私的には白鳥警部の見せ場がとても好きで、高木刑事に対し「君たち(高木刑事と佐藤刑事)の仲を邪魔してしまった負い目を感じていたのでね」と言って背中を押してあげるシーンが堪らなかったです。登場した頃は悪役っぽい感じだった白鳥警部がめちゃくちゃ良い奴になっていて、本人もそれを気にしていたというのが分かり印象に残りました。

その他には今作の最後の最後で少年探偵団が活躍し、その時に歌詞つきのコナンのテーマ曲が流れるシーン等も少年探偵団史上1番かっこよかったと思いました。

そこからまたピンチになったところで映画での登場キャラたちが助けてくれるなど、ほんとに無駄なシーンやキャラクターが無く、全員が活躍する映画だと感じました。

  • ファンが好きそうな小ネタが散りばめられていた
  • 小五郎に麻酔の耐性が出来てしまっている

小五郎が車に轢かれてしまったことで入院するのですが、その際に麻酔が効かないと看護師さんが慌てるというシーンがありました。以前よりネットなどで「あれだけ麻酔銃を日常的に打たれていたら耐性ができてしまうのでは?」というネタがあり、それを入れてくるあたり、今作のスタッフはコナンヲタクがいたと推測しています。

  • 警察学校の同期の命日に墓参りにいっている

今回は松田さんの死ぬまでの足取りを追う必要があり、調べていくうちに同期の萩原の命日近くにお墓参りをしていることが分かります。このお墓参りにはもちろん安室さんも一緒に来ており、そのことから伊達さんのフィアンセが死んでしまったことを逆恨みした回(「命を賭けた恋愛中継」)のラストで安室さんが伊達さんのお墓参りに来ていたというシーンとつながってたと感じました。おそらく安室さんは今でも警察学校の同期メンバーの命日にはお墓参りを続けており、そういった仲間への思いが強いからこそ諸伏を殺した赤井さんを許せないんだろうと考えてしまいました。

原作でのエピソードにつながるシーンを映画で入れてきたのは私的にはポイントが高いです。

  • CMで期待していた高木刑事と佐藤刑事の結婚式はブラフ

これはCMの内容を鵜呑みにして初見で見に行った人が全員が騙されたと感じたと思います笑

まさかのハロウィンの花嫁佐藤刑事のことではなく、プラーミャのことであったというミスリードがあり、完全にやられたと思いました。これは映画での佐藤刑事と高木刑事の結婚式を楽しみにしていた人ほど驚きが大きかったと思います。よくよく考えればそんな大事な回を原作やアニメでやらないわけがないとは映画を見終えてから思いましたが、CM詐欺がすぎますよね。ですが私的には嬉しい裏切りだと感じ、またネタバレを見ず全くの所見で見に行った人の感想を聞きたいなと思いました。

他にも安室さんの警察学校の同期メンバーたちがしっかりと活躍している3年前の事件を新規エピソードとして描かれていて、その時には殉職していた萩原も実は過去にコナンたちと会っていた話が最高でした。

萩原がボールで水道管を塞ぐのも、松田さんが3年前の事件で萩原を思い出し、噛んでいたガムで塞ぐということがしっかりと伏線になっており本当に最後まで無駄がない映画でした。

まとめ

今回は『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』について感想をまとめてみました。

話の展開やトリック、アクションシーンやレギュラーキャラたちの活躍シーンなど本当に要素が盛り沢山で無駄がない最高の映画でしたので是非多くの人に見に行ってもらいたいです。

見に行った方とは感想を共有して語りたいので、良ければコメントなどいただけると嬉しいです。

また、来年の映画では黒ずくめの組織がでてくる映画のようなので期待しています。

以上、きょっきょでした。

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