こんにちは!きょっきょです。
今回はアニメの話題でなく、先日見てきた映画について感想を書いていきたいと思います。
私が先日見てきた映画は
「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」
です。
※私はMCUオタクではないです。知識としてはMCUの映画はすべて視聴、ドラマシリーズもすべて視聴、DC作品はちょこちょこ程度です。
「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」とは
今回見てきた「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は2016年に放映された「ドクター・ストレンジ」の続編のシリーズ2作目、また「アイアンマン」から始まったMCU作品では28作品目の作品となっています。
今回の作品を見るにあたって前作の「ドクター・ストレンジ」と「Disney+」で公開中のドラマシリーズの「ワンダヴィジョン」は最低限押さえておかないとついていけない作品だと感じました。
また、今回はMCU初となるホラー要素の強い作品となっています。サム・ライミ監督の代表作でもある「死霊のはらわた」シリーズのオマージュなども多くあるため、ホラー映画としてみるのも少しはありなのかなとも思っています。
そもそもMCU作品は何も知らずに単体で見るには相当ハードルが上がってると感じています。
ですがその分過去作をしっかりと見ていれば見ているほど面白くなり、関連作品の知識や原作の設定、監督など、知れば知るほどこだわりが見れる作品だと考えていますので、今からでも1作目の「アイアンマン」(サム・ライミ版「スパイダーマン」でも可)から見ていただきたいと思っています。
【ネタバレ注意】映画を見ての感想
ここからは内容について書いていきますのでまだ見ていない方はネタバレになってしまうことをご承知の上、読み進めてください。
最近はマルチバースという概念が定着し始めていたMCU作品でしたが、今回はいろんな次元でのキャラクター達が出てきたりすることですごく頭がこんがらがる作品でした。
- 話の流れ
マルチバースのドクターストレンジと一緒にいた少女アメリカが怪獣のような何かに追われ、こちらの次元へ迷い込み、こちらの世界のドクターストレンジとともにその怪獣を倒すというところから始まります。そしてその怪獣を操っているものを突き止めるとまさかのスカーレット・ウィッチでした。そこからはスカーレット・ウィッチVSドクターストレンジ+アメリカという展開で進んでいきます。
・私の感想
今回の主人公はドクターストレンジではなく、ワンダ(スカーレット・ウィッチ)だったと思っています。私はワンダがとても好きです。CMを見ているとドクターストレンジが協力を仰ぎ、ワンダとともに戦っていく中でマルチバースに迷い込むようなストーリーだと思っていました。そのためワンダがメインで戦っていくストーリーを楽しみにして映画を見に行きました。
すでに見た方はおわかりかと思いますが、私は「絶望」し、涙が止まりませんでした。
まず、ワンダの初登場シーンは「ワンダヴィジョン」で出てきたワンダの子供たちと幸せそうに暮らしている夢からワンダが悲しい顔で目覚めるシーンでした。このシーンが出てきた瞬間からもう涙があふれていました。こんな悲しいことって…ほんとにワンダの思いがダイレクトに伝わってきて胸が痛かったです。
そして、CMで見ていた桜が満開の庭でドクターストレンジがワンダに助けを求めてるシーンでは、「ここでやっとワンダも一緒に戦ってくれるのか」と期待していましたが、話していないはずのドクターストレンジが匿っている少女の名前(アメリカ)をワンダが口にしたときに私はすべてを察し絶望しました。
そう、今回のラスボスはワンダ(スカーレット・ウィッチ)でした。
この時点ですでに心は折れかけていたのですが、ワンダがアメリカを狙っている理由が子供たちと暮らす世界に行くためというところでも、また涙があふれてきました。
「ワンダヴィジョン」でスカーレット・ウィッチとして力が覚醒したワンダがその力をヴィラン的な使い方をしてしまったことが悲しく、またそうしてしまう気持ちをわかってしまうのが辛いところです。
ワンダはいつも大事なもの(家族、愛する人、子供)を失い続けており、MCU作品を追っている人は誰しもが彼女の幸せを願っているはずなのに…また今作も絶望的な終わり方をしました。
最終的には子供たちの前でワンダがその世界のワンダに対して暴力をふるっている場面を見せて自分のやっていることを気づかせるという残酷なシーンがラスト近くであり、改心したワンダが最後は犠牲になって物語はなんとかハッピーっぽいエンドまでたどり着くことができました。
今回の作品でのワンダは可哀想すぎます。
私としては最後に死んだような演出だったので、どこかでワンダがピンチの時に駆けつけてくる展開を強く望んでいます。
まとめ
ドクターストレンジの作品なのにほとんどワンダについての感想で終えてしまいましたが、それほどまでにワンダのシーンがすべて心に刺さりました。
この映画はホラー要素やワンダが敵に回るなどいろいろな意味でショックなことが多い作品でした。
これから見るという方がいれば、心して見てください、というアドバイスをかけたいと思います。
以上、きょっきょでした。
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