こんにちは!きょっきょです。
今回は4月からアニメも放送している『トモダチゲーム』をご紹介したいと思います。
アニメは5話まで、原作漫画は100話(現時点での最新話)まで見ております。
どちらも見た上で私はアニメより漫画の方が好きだと感じました。
いままではアニメ化されると、アニメの方が良いと感じることがほとんどでしたが、この作品は珍しく原作漫画の方が良いと感じたため、なぜそう感じたのかまとめてみました。
『トモダチゲーム』とは
2022年4月~7月(予定)で放送
現在までで単行本20巻まで発売
- あらすじ
幼いころ「金より友達」と教えられた主人公・片切友一はその教え通りにお金よりも友情を大事に生きていた。しかし、ある時修学旅行費としてクラスで集めた200万円が盗まれる。そしてその修学旅行費が謎のゲーム「トモダチゲーム」に参加費として支払われたことになっており、主人公を含めた5人でこのゲームに参加させられてしまう。
友情さえあればクリア出来るはずのゲームであったが、運営側の仕掛けたルールにより、次第に崩れていく人間関係と、その中で策を巡らし、ゲームをクリアに導く、主人公のずる賢さが面白い作品になっています。
『トモダチゲーム』のアニメ
原作の漫画はちょこちょこ追っかけており、アニメ化される部分に関してはアニメ開始時点で既に見ていたので、アニメの方も視聴してみました。しかし冒頭でも書きましたが5話で視聴を辞めてしまいました。
それはこの作品があまりアニメ向きな作品ではないと感じてしまったからです。
アニメに不向きだと感じ理由は以下です。
- 展開が早くて考察する暇がない
- トリックなどのヒントがあからさま
- 雰囲気がイメージと違った
順番に解説していきます。
- 展開が早くて考察する暇がない
漫画では気になるところで終える事で、次からの展開がどうなっていくのか各話毎に考えながら読むことが出来ました。しかし、アニメは漫画の数話分を1話にしているため漫画で引きになっていた部分がサラッと進んでいるような印象を受けました。結局、1話の間にかなり話が進んでおり、ゲーム内のルールもあまり入ってきてない間にゲームをクリアしてしまっているような印象でした。
- トリックなどのヒントがあからさま
これは漫画では小さい一コマで伏線を張っていた部分をアニメに落とし込むとどうしても漫画以上に注目がされてしまい、これがトリックのヒントなんだろうなと勘付いてしまうためです。漫画での緻密さがアニメで表現しきれていないように感じました。
- 雰囲気がイメージと違った
上記で上げた2点を含め、ルールをもっと頭に入れる時間が無いと主人公がルールの穴をついてゲームをクリアしていく感動が薄れ、ただただ性格の悪いヤツのような印象になっていると感じてしまいました。
漫画でのあの独特なキャラの感情の移り変わりや表情が表現しきれれず、原作漫画と雰囲気が違うと感じてしまったのだと思います。
『トモダチゲーム』の漫画
アニメと違い、伏線がさりげなく、ルールについて考えながら自分のペースで読めることでこの作品をより楽しめると感じました。
ちなみに、今だと「マガジンポケット」というアプリで1話から100話まで無料で読むことが出来ますのでアニメでよくわからなかった方などは是非アプリをダウンロードして読んでみてください。
ちなみに漫画はもう最終ゲームに参加するところまで話が進んでおり、かなりクライマックスに向かっています。
ネタバレにならないように今後の話の面白さを伝えると、以前でてきたキャラ達が改めて重要な役割を担って再登場したり、人間関係は簡単に崩れてしまうことがどのゲームでも伝わることや最初の5人がどれだけの思惑が入り混じって集められていたのかがどんどん明らかになっていく展開に目が離せません。
私は以前に8巻が出たぐらいの時に一気読みしてそこから放置してしまっていましたが、20巻まで読めたことで一気に『トモダチゲーム』ブームが再熱しました!
頭を使う系の緻密な作品が好きな方は是非、ご覧ください。
まとめ
『トモダチゲーム』のアニメと漫画の感じ方の違いをまとめてみました。
賛否両論あると思いますが、やはりこの作品は漫画でこその真価を発揮するタイプの作品なので是非、漫画を読んでください。
以上、きょっきょでした。
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