【問題作⁉】トイ・ストーリー4の良くない点をまとめてみた

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こんにちは!きょっきょです。

今回は映画『トイ・ストーリー4』について感想を書いていきたいと思います。

放映される前までは前作の『トイ・ストーリー3』の出来の良さもあり期待されていた作品でしたが、劇場で見たファンの声は賛否両論(イメージは”“が多いように感じました)だったこともあり、私自身見ることを躊躇しておりました。

しかし、先日金曜ロードショーにて地上波で放送されていたためこれを機に見てみましたが、私の感想もよい作品だったとは言えなかったです。

今回はなぜ今作は良くなかったのかについてを中心に感想をまとめていきます。

これから見る予定のある方など、ネタバレが嫌な方はほかの記事をご覧ください。

『トイ・ストーリー4』とは

アメリカでは2019年6月21日、日本では7月12日に公開された作品です。

監督はジョシュ・クーリーで、キャッチコピーは「あなたはまだ―本当の「トイ・ストーリー」を知らない。

今作の良くなかった点

今作の良くなかった点は過去作の三作品とは違った見せ方をしていたことが原因だと感じました。

そして主には良くなかった点は大きく以下の5つかなと思っています。

  • 話の中心がフォーキーとボーだから
  • フォーキーに対して押しつけがましい
  • ボーが出てきてからウッディがずっとマヌケ
  • おもちゃたちが音や声を発し過ぎ
  • 結末が今までのトイストーリーではなくなってしまった。

順番に解説していきます。

  • 話の中心がフォーキーとボーだから

これは見ていてずっと不思議だった点です。

私たちはこの映画に求めていたのはウッディバズたちが協力して危機を乗り越えるストーリーを今まで通り期待していたはずです。

しかし今作ではストーリーの主軸にはウッディではなくかつて一緒に暮らしていたボーや、新しくできた仲間のフォーキーでした。

バズに至ってはあまり出てこず、出てきても自分の行動に自信が持てず、自分の胸のボタンを押して行動を決定する優柔不断なキャラクターになっていました。

バズ以外の仲間(ジェシーやレックス、ハム)はほとんど出番なくちょい役になっていました。

今作で描きたかったコンセプトがおそらく今までと違ったために、こういった視聴者とのギャップが生まれ、ギャップを感じた方はあまり満足のいく映画ではなかったと感じたのではないでしょうか。

  • フォーキーに対して押しつけがましい

物語の序盤からでてくるフォーキーに対して嫌がっているのにウッディが無理やりボニーの元に返す描写が延々と繰り返されます。

最終的には言葉での対話でウッディの気持ちをフォーキーも理解し、打ち解けるストーリーでした。

しかし、私にはウッディが対話するまで無理やりフォーキーに考えを押し付けているように見えて苦痛でした。

私の中の今までのウッディのイメージは「仲間を大事に思い行動するみんなのまとめ役」だと思っていたからです。

今作では新しい家(ボニーの家)ではウッディはあまり遊びに使われず、不遇な扱いを受けているところから始まるのですが、その理由も描かれておらず、解決もしないため、ことごとくウッディのイメージを壊されたと感じました。

  • ボーが出てきてからウッディがずっとマヌケ

上でも書きましたが、この点でもウッディのイメージが壊れた点でした。

3では出てこなかったボーと何年かぶりに再会するのですが、再会したボーは今までのイメージとは変わりかなり行動的なキャラになっており、それと対照的にウッディダメな奴のように描かれていました。

ウッディの失言や考えなしの行動のせいで何度もピンチになり、ハラハラよりもなんでウッディはこんなに間抜けになったんだ?と違和感を感じてしました。

私と同じようなウッディのイメージを持っていた方はこの点からもこの映画に対して否定的な感情を抱いたと感じています。

  • おもちゃたちが音や声を発し過ぎ

これは世界観に違和感を感じた点でした。

過去作の3作品では人間にばれずに行動することが絶対条件で、そこをどう工夫するかが面白いポイントでもあったと考えているのですが、今作ではナビの後ろに隠れて話したり、アクセルを勝手に踏んで車を操作したり等、人間に大きく干渉しているシーン多々見受けられました

今まで築いてきた世界観をあえて壊したというならそうなのかもしれませんが、否定的な意見がある以上、いい演出ではなかったと思います。

  • 結末が今までのトイストーリーではなくなってしまった。

物語のラストシーンでは、ウッディはボニーの家で今までのように暮らす道とボーとともに自由に生きる道を唐突に選択を迫られます。

これもよくわかりませんでしたが「唐突にです。

そしてウッディはボニーの家に帰るバズやジェシー達と離れ、ボーとの自由な暮らしを選びます。

トイストーリーの直訳はおもちゃの話ですが、新しい世界を求めて自由な暮らしを選んだウッディはもうオモチャでは無いのではないかと思います。

今作では自由多様性のような人間のテーマを描いているような感じがし、今までの人間のようなオモチャという前提が違ったのではないかと考えています。

結末については多くの議論を呼んでいる点ですが、今までのトイストーリーをどのように感じていたのかが論点として重要だと思います。

私の意見はやはり映画を通して感じていた違和感が結末で決定的になったと思ったので、やはり納得はできませんでした。

また、上記であげた5点以外にも

ボニーの父親がウッディ足で踏みつけている描写が不快であったり、ボニーがウッディを大事に扱っていないようにみえたりと見ていて気持ちがよくないシーンが多かったと思います。

トイストーリー以前に映画としても好きな映画ではなかったです。

まとめ

今回は『トイ・ストーリー4』の感想というよりも酷評を書きました。

当時映画館で見ていたらお金を払っている分、もっと怒っていただろうと思います。

映画視聴後にモヤモヤした状態で、ネットに上がっている多くの人の論争をある程度見ることで、同じ感情の人がいることが多いことが分かり、怒りを鎮めることができました。

この映画をトラウマだと呼ぶ人もいるそうなので、今後見る際には皆さんお気を付けください。

以上、きょっきょでした。

無限の彼方へ…さあ行くぞ…

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